ロッテのドラフト5位、金田優太内野手（17）＝浦和学院＝が「DeNA仕様」でプロのスタートを切っている。さいたま市南区のロッテ浦和球場で行われている新人合同自主トレに参加した19日、バットは宮崎敏郎内野手（34）のモデル、グラブは藤田一也内野手（40）のモデルを使用していると明かした。

　「バットはドラフト1位で西武に行った蛭間（拓哉）さんが高校の先輩で、大学時代に使っていた宮崎選手のモデルがお勧めだよと言われて。12月に届いて使ってみたら自分に合っていたし、感じも良かったので、それから使い続けています」

　使用する用具はバットもグラブもDeNA所属選手のモデルだが、理想とする選手モデルは同じ内野手でチームの主将を務める中村奨吾内野手（30）だ。

　「中村奨吾さんは内野手でずっと（試合に）出続けているし、チームの軸でもありますので。守備の話などを自分からも聞きに行きたいです」。早大OBである浦和学院の森大監督（32）から、中村奨の大学時代の話は何度も耳にしてきた。

　「すごくまじめで、野球に対して真剣に取り組む方だっていう話は監督から聞いているので。本当にいろいろ学びたいなと思います」。吉井理人新監督（57）の方針によって1、2軍の枠が撤廃される春季キャンプで対面できる日を心待ちにしている。