もう(昔の面影が)ないじゃん…

技巧派にチェンジして無事無失点に抑えた模様

ソフトバンクの工藤公康監督（51）が、3月27日の開幕投手（ロッテ戦・ヤフオクD）を摂津正投手（32）に決めた。26日、すでに24日に通達したと明言。
注目の松坂大輔投手（34）＝メッツ＝は、2カード目となる3月31日からのオリックス3連戦（ヤフオクD）に回ることが濃厚だ。

西武との練習試合が雨天中止となり、宮崎キャンプを打ち上げた指揮官が、おもむろに口を開いた。
「（開幕投手は）伝えました。おととい、ホテルの部屋に呼んで話をした。1年間ローテを守ってくれなきゃいけないし、活躍もしてほしい選手。ブルペンも見たうえで決めた」と明かした。
具体名こそ伏せたが、3年連続で大役を務め、いずれも白星を挙げている右腕に任せる。

これにより、ローテの大枠が固まってきた。開幕カードには昨季11勝の中田が、続くオリックス3連戦には松坂、大隣が入る見通しだ。
松坂は右手にマメができ、オープン戦初登板が3月1日の楽天戦（ヤフオクD）から同4日の阪神戦（甲子園）にずれ込んだことなども考慮し、開幕カードからは外れるもようだ。
ローテの残りは2枠でスタンリッジは当確。最後は武田、飯田、バンデンハークらの競争になる。

監督として初のキャンプを総括し「捕手の斐紹（あやつぐ）、拓也はいい形でヒットが出て盗塁も刺した。牧原、塚田もいい味を出している」
と若手の成長に手応えを感じるとともに「（キャンプの採点は）98点」と高得点をつけた。4年連続2ケタ勝利を挙げている摂津を軸に、2年連続日本一へのスタートを切る。

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